教養娯楽など増に
総務省はこのほど、家計調査報告の7月分を公表した。同月の2人以上世帯の消費支出は1世帯当たり28万8026円で、前年同月比で実質0.8%増と、8カ月連続で増加した。10の費目別では、教養娯楽など6費目が増加した。
教養娯楽は同2.0%増の2万9737円と、4カ月連続で増加。「教養娯楽サービス」「教養娯楽用耐久財」などが増加した。
交通・通信は同2.0%増の4万5524円と、8カ月連続で増加。「移動電話通信料」「運送料」などが増加した。
食料は同0.5%減の7万9879円と、7カ月ぶりに減少した。
ほかの増加費目は、住居、保健医療、教育、その他の消費支出。減少費目は、光熱・水道、家具・家事用品、被服および履物。
同月の2人以上世帯のうち、勤労者世帯の実収入は1世帯当たり62万6488円で、前年同月比で実質1.1%増と、2カ月連続で増加した。
このうち世帯主の定期収入は34万8425円で、同0.8%減と9カ月ぶりに減少。世帯主の臨時収入・賞与は15万5832円で、同5.0%増加。配偶者の収入は8万8879円で、同7.2%増と7カ月連続で増加した。